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梅雨入りとなってから一気に工房の湿度が上がっています。 連日80~90%となっており、たまの晴れた日でも70%程度にしか下がらない状況に、毎度ながらも閉口します。 まだこちらのブログでは公開しておりませんが、5月より取りかかっている案件で、つい最近完成したとあるキャビネット付きのテーブルを製作しているのですが、この梅雨の季節の木材の膨らみを見込んで加工した部材が、想定の範囲を超えて膨らんでしまい、完成直前にややこしい目に遭いました。 その一例がこちら。 キャビネット部の裏板なのですが、小割の複数の板を”けんどん”と言う落とし込んではめ込む様になっておりまして、ふすまを鴨居と敷居に取り付けるような仕組みと言えばお分かりいただけるでしょうか(詳細こちら)。 その裏板がそれぞれに膨らんでしまい、最後にはめ込む板が全く入りません。幅約500ミリのスペースに8分割した板が仕込まれるのですが、梅雨時期の膨らみを見込んで3ミリ強のクリアランスを撮っていたにもかかわらず、写真の様に5ミリ程つっかえてしまいました。合計8ミリということは60ミリ少々の板がそれぞれ1ミリも膨らんでしまった(膨張率1.6%:それぞれの板には膨らみのばらつきがあります)様子なのです、、、 木材も乾燥材を3月頃に入手し、作業現場に対するシーズニングも十分期間が取れただろうと思っていただけに、これだけの膨張には正直参ってしまいます。
この他、抽斗や棚板もきつくなり、キャビネットの框に組んだ側パネルの鏡板までいっぱいに膨らんで外側に張り出す様に膨らんでしまってます、、、 納品先でこれ程の湿度はない様子なので、これらの膨らみは縮んで元に戻るはずですが、気が気でなりません。 納品が来月初旬ですが、急遽、義理の母が所有する西宮のマンションに持ち込ませてもらって、納品日までそこで養生させることにしました。 こんなシーズンは正直、木工の加工なんかすべきではないのかもしれませんがそうも言ってられないだけに困ったものです、、、
by takkanki4658
| 2018-06-24 23:24
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