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我が家の新メンバーも早や、六ヶ月目に入りました。 そろそろ離乳食でも、、、と、言う事でベビースプーンをつくってみました。 スプーンの幅は約18ミリ、長さは105~120ミリでとりあえず3ヶ作成。 木材はサクラを使用、ナイフや彫刻等で削るには軟らかすぎず硬すぎず、削る感触がとても心地よい木だと思います。 普段、カトラリーの塗装には下地に木固めエース(食品 衛生溶出試験適合、参照:寿化工株式会社)という塗料を使用しているのですが、あえてオイル塗装のみとしました。使用を続けるにつれ、オイルが抜けて表面がかさついてくるのですが、まめにオイルを塗りなおして手入れしていただくことで、長くお使いいただけます。 さてさて、冷ました重湯をすくって彼女の口元にサーブしますと、抵抗なくチパチパと吸ってくれてます! お気に召していただけてますでしょうか? #
by takkanki4658
| 2015-07-22 00:09
| 制作のこと
前回紹介のベンチの背柱です。 よく見ていただくと、反り止めの吸い付き桟に繋がる下端から上端に向かって先細りになっており、7ミリ程の厚みに差があることがお判りいただけますでしょうか。 座板の厚みが40ミリ少々あったため、板の反りを抑える桟の厚みも同等あるいはそれ以上欲しい一方、背柱としてはやや厚めのもったりした印象となったため、部組みの後、カンナの手加工でこのように削り出した次第です。 ちなみに完全に平行な場合よりもこの様に少し開き加減の状態の方が、視覚的に平行に(あるいは安定して)見えるのです。 また、この前脚の45度に面を取った箇所は同一平面ではなく少しねじれた状態になっているのですが、機械加工で仕上がった面と他の面との釣り合いが不自然に感じたので、手加工にて調整し直した結果のねじれです。 個人で木工を営む私たちもまた、材料の平面を出したり切断、切削、成型の行程の多くを機械を使用して作業の時間短縮を図っています。しかしそれらの行程のほとんどからは、ある基準となる面や線から平行、直角あるいは任意に設定した角度で同一面を切り出すことしかできません。 しかし、機械作業の比重が大きくなるほど、その制約が意匠上の標準に変わり、知らず知らずのうちに前述のような配慮を顧みることがなくなったり、あるいは気付かなくなってしまうことが往々にしてあります。 もちろん手を加える程に時間はかさみ、コストも比例する訳で、このこだわりが過ぎるあまりに、お客様のご要望とご予算を応えることができないものはただの自己満足です。冒頭の2例にしてもある人にとってはどちらでも構わない関心外な事なのでしょう。 しかしこの様なかたちへの配慮こそ大量生産品には成し得ない工房家具(手作り?) の価値であり、その配慮を欠いたものは大量生産品の背中を追いかけているだけになりかねないのではないでしょうか。 時間の許す限りは、このようなかたちへの配慮を忘れぬ様にものづくりを続けて行きたいと思うのです。 #
by takkanki4658
| 2015-07-14 08:36
| 制作のこと
前回に接いだクリの板、仕上がりはこんなベンチです。 試行錯誤しながらの製作で途中の写真を撮ることをほとんど忘れてました。 スピンドル(背の丸い棒)にメープル(カエデ)を仕様した外は全てクリで作っています。 背柱から座面裏に続く桟はテーブル同様に吸付き桟(蟻桟)で反り止め加工を。 桟から前の幕板へ、そして前脚へとフォルムが折り返し連なります。
座面の奥行きに対して笠木(背のてっぺんの部材)の高さが全体的に低く見える方もいらっしゃると思いますが、肩甲骨下をサポートする程度の高さを見込んで座面より420mmとしました。 今年の秋10月22日(木)~27日(火)に大阪は箕面のカフェ サルンポワク2階に併設のMicaliギャラリーにて展示会を予定、現在作品制作にいそしんでおります。 このベンチも出品することになると思います。 #
by takkanki4658
| 2015-06-29 08:56
| 制作のこと
三分割した板の一方の耳付き板をあてがってみる。 ベンチにしてはもう少し板幅(奥行き)がほしい、、、 耳の残った板をはぎ合わせる際のクランプ締めには、四角い断面の板どうしのそれよりもちょっとした手間と工夫が必要です。 #
by takkanki4658
| 2015-06-14 06:26
| 制作のこと
5~6年ほど前だったでしょうか、若者移住者促進のための村営住宅を建てることとなり、現在運動場の面影は駐車スペースに残った藤棚程度となってます。 その敷地にあった大きな栗の木が切り倒された際に、先代が引き取り、製材して屋外に桟積み、乾燥しておりました(昨年私が製材した栗の木とはまた別です)。 ところが風雨にさらされ過ぎたのか、また台風で桟積みが崩れたままのものもあって、私が引継いだ時点では残念ながら大半が朽ちかけておりました。 ご覧の通り色褪せて黒ずみ、干割れだらけとなってますが削って行けば奇麗な面が出てくるものもあります。 幸いにも厚く挽いていたため、このような材でも多めに削れば何とか使えないだろうか、と何とか板として使えそうなものを2枚発見。削ってみました。 芯に当たって割れ、腐朽しているところもありますが、そこを切り落とせば使い道がありそう、、、 テーブル天板には長さも巾も小さいけれどもベンチならできそう。 使えそうな個所を接ぎ合わせて耳付き(樹皮に近い場所を残した状態)の板に仕立て直すことにしました(つづく) #
by takkanki4658
| 2015-06-01 06:25
| 制作のこと
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